科学ジャーナリズムって何だろう?―科学ジャーナリスト世界会議の話【4】

科学ジャーナリスト世界会議の開催地は、オリンピックと似たようなプロセスで決まる。2025年12月の南アフリカ大会で招致演説をしたのは、中国・北京とオーストラリア・アデレードだった。中国代表には「中国には報道の自由がない」「本来の科学ジャーナリズムが存在しない」といったコメントが次々ぶつけられた。丁々発止のやりとりを聞きながら、私は会場でひとり思いをめぐらせた。科学ジャーナリズムって何だろう?
高橋真理子 2026.02.25
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「あなたは科学ジャーナリズムとは何だと考えていますか」―世界会議を北京で開きたいと熱弁する中国代表に、聴衆の一人が尋ねた。第13回科学ジャーナリスト世界会議の中の「次々回世界会議招致演説会」でのことである。次回はイギリス・ロンドンとすでに決まっており、その次をここで決める必要があった。

次々回世界会議の招致演説会。前で語っているのは、オーストラリア・アデレード誘致の代表=2025年12月2日、南アフリカ・プレトリア、WCSJ2025 提供

次々回世界会議の招致演説会。前で語っているのは、オーストラリア・アデレード誘致の代表=2025年12月2日、南アフリカ・プレトリア、WCSJ2025 提供

報道の自由度は世界で下から3番目の中国

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