「夫婦同姓」は世界の非常識と実感した―科学ジャーナリスト世界会議の話【1】

2025年12月に南アフリカで開かれた科学ジャーナリスト世界会議に参加した。パスポートに旧姓併記していたら、航空券をめぐりトラブル続発。ランチでその話をすると、コロンビアのジャーナリストがスペイン語圏では個人の苗字は一生変わらないと教えてくれた。夫と妻の苗字は違うまま。子が生まれれば子の苗字も親がつける。へえー、知らなかった。「苗字が違うと家族の絆が壊れる」論者の皆さん、世界は反例だらけですよ。
高橋真理子 2026.02.02
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科学ジャーナリスト世界会議は、おおむね2年に1度のペースで開かれる。第1回は1992年に東京で開かれた。2025年の南アフリカ・プレトリアは13回目で、私は13回のすべてに参加してきた。これまでは航空券でトラブルはなかった。戸籍名で申し込んだからだ。

旧姓併記のパスポートを持っていたために・・

私は旧姓を使い続けている。つまり、「高橋」は旧姓だ。戸籍名は、ここでは仮名にする。そうだ、「河村」にしよう。バスケットの河村勇輝選手のファンなので。ちょっと照れるけど。

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